グリザイアの果実 第八話『セカイ樹の種Ⅰ』

入巣蒔菜のお話、…と見せかけて実は風見雄二のお話でもございました。…前編かな?
他の少女たち同様蒔菜にも悲しい過去があったようでございまして、その過去が追いかけてきて今が危険に晒され始めたと。それを雄二の過去が役に立つ、ようにのかもしれません。
一応ハーレムものなのでしょうけど雄二のキャラの作り方が好ましく、そうしたことを特段意識することなく視聴できまして、さてこれは原作のお手柄なのかそれともアニメスタッフのお手柄なのか。
雄二のどの辺が好ましいかと申しますと、女の子たちとの絶妙な距離感でございます。
近すぎず遠すぎず、自分から積極的に関わろうとはしないけれど頼られれば全力で事態に介入。それでいて力んだ所は全く見られず飄々としている。自然体ってことでしょうか。
自分の所属している組織に依頼された暗殺目標が蒔菜であったことを知った雄二。
しかし彼は「世界を敵に回しても」と宣言しちゃいましたから当然蒔菜の側に立つことでしょう。
「さすおに!(…いや、今はさすパパ!かなw)」という展開を期待しております。