白銀の意思 アルジェヴォルン 第15話『嵐 シュトゥルーム』

インゲルミアの「亡霊」に基地を破壊された独立第八部隊は、「亡霊」を廃墟に誘い込んで倒そうとするが、というお話。
政治(武器供給側の思惑を含めて)のお話が若干影が薄いように感じられますが、前線の部隊のお話は緊張感が増してきて良い調子でございます。
トキムネがアルジェヴォルンに意識を飲み込まれそうになっておりまして、それによって想定外の力が発動してしまいそうですが、それは同時に彼の死亡フラグにも見えてしまうのでございます。
さて、ここで本当にトキムネが最悪の結末を迎えることになるのか、それともアルジェヴォルンの中にある「誰かの意思」が救う方へ向かっているのかで作品の印象は全く違ったものになりそうでございます。
まあそうした個人の問題も大きな権力が飲み込んでしまうというバッドエンドも見てみたいのですが(笑)
シュラインがあれで死んだとは考え難いのですが、総じて彼の行動原理が不明瞭なのは残念でございます。再戦時は彼の「動機」をもう少し詳しく描いて頂きたいものでございます。