魔法科高校の劣等生 第26話(終)『横浜動乱編Ⅷ』

横浜動乱篇終了。
最後まで「達也のための作品」でございましたが、彼本来の魔法は蘇生であり、その代償は常人には耐えられないほどの苦痛を伴うと知り…、そんな描写が全くなかったのが残念でしたが、それがあると達也の爽快さが失われてしまいそうなのでいらないか(笑)
そして本当に戦略級の破壊力まで所持していて笑う。まさにワンマンアーミーでございます。
番組開始直後は持てる者と持たざる者の階級闘争や差別などが描かれるのかと考えていたのですが、中盤からこっちは達也くんの独壇場でございまして、その痛快さに毎回楽しませんて頂きました。
確かにゲームバランスがおかしいという指摘にも納得なのですが、ここまで開き直って主人公の強さを見せて頂けますと野暮な指摘に意味は無いよなぁと考えるに至ってしまうのです。
主人公は強い。どんな困難にあっても圧倒的に強い。そんな作品がたまにはあってもいいじゃございませんか。これも作品の「個性」なのですからね。
ここまでがプロローグのようでして、此処から先魔法師たちの苦難の時代が始まるそうですし、達也と深雪の周囲も騒がしくなりそうな終わり方でしたが、それは興味をもった方が原作を読めばいい事ですね。
このとんでもないアニメを半年間楽しく見せてくれたスタッフ一同に感謝。ただタイトルは「魔法科高校の隠れ優等生」の方が良かったような気がしております(笑)