魔法科高校の劣等生 第24話『横浜動乱編Ⅵ』

大亜連合の襲撃が始まったお話。
さすがです、作者さま!
大昔のドラマや映画などの創作物では主人公は圧倒的に強いというのがお約束だったのですが、あまりにもパターン化したため飽きられてしまい、逆に人間的弱さというものを前面に出した主人公が主流になってしまいました。
それが悪いわけではないのですが、どんな作品でも最終的に主人公が勝つのであればたまには圧倒的な強さを見せる主人公が居ても良いじゃないかと。
周囲の学生も「ただもの」ではないのですが達也の前では前座扱いでして、その強さにただ笑うしかございません。この爽快感を作るため作者さんは色々犠牲にしているんだろうなぁ(笑)
と申しましても強すぎる達也は人間兵器としては万能でも人間としては欠落した部分も描かれておりますし、もしかすると今の強さはそれを失って得た強さでしかなく、今後はその強さと引き換えに人間を取り戻して行く物語になるのかなぁ、などと考えてはおります。
リミッター解除(笑)
ますます人間離れしそうですが、今の達也に必要なのは皆を守る力でしょうからそんなことを気にしている暇はなさそうです。
次回2話連続放送で最終回。