六畳間の侵略者!? #07『わらわの騎士』

文化祭が迫る中、皇位争いでティアを狙うクランが実力行使に及んで、というお話。
孝太郎と侵略者たちとの距離が縮まるといった展開中のようで、このエピソードではティアとの親密度がアップしておりました。
それはそれで楽しゅうございましたし、キャラの描き込みが増せば物語の奥行きもつきますから作品として良いことなのですが、外部勢力が侵略者と争うのであれば六畳間争奪に絡めて欲しいかもしれません。
今回はティアの皇位争いでしたし、早苗の時は幽霊捕獲だったように六畳間と無関係の物語となっておりまして、その構成が惜しいかな、と。
客員に絡んで来る「敵」の目的も六畳間で、しかし優先権は「ころな陸戦規定」を締結したメンバーにあるから、一時的に団結してこれを排除するという流れですとキャラ同士の親密度も物語としても自然に見えるような気がいたします。
もう少し「はじけて」いただけますともっと楽しい作品になると思うのですが、後半に期待することにいたします。