ALDNOAH.ZERO 04『追撃の騎士』

トリルランの追撃を撃退した伊奈帆たちは連合軍の救助隊本体と合流するが、そこへ新たな火星騎士・プラドが現れて、というお話。
通信システムが崩壊していて本来戦争を終わらせることができる(「かもしれない」でしょうね、だって戦争を望んでいる勢力はどちら側にも存在しているでしょうから)アセイラム生存の情報を使えない辺りは上手い、と申しますか理詰めの展開で好感。
一方で今回も連合の兵士が無能過ぎに描かれていて哀れ(笑)
伊奈帆が連合兵士が倒されて行く映像を見ていてアルギュレの弱点を発見したといった描写でもあれば死ぬ価値もあったでしょうけど、見た限りでは伊奈帆が臨機応変に対応したようにしか見えませんで、犬死にだなぁと(笑)
一介の高校生が超兵器に対応しているというのに、本来そうした事態に対応すべき軍人が全く役に立っていないのは些か不思議でございまして、…「一介」ではないのかなぁ。
とは申しましてもここまで毎回派手な戦闘を見せてくれますし、事態は早い展開を見せてくれますし不満は全くございません。…作画も頑張ってくれておりますしね。
ただいつまでも伊奈帆の対応能力だけで戦うのも無理がありそうですので、ここらで新兵器の投入…、それじゃあ「普通」のロボットアニメになってしまうから避けるのかなぁ。