風雲維新ダイ☆ショーグン 第十二話(終)『雷雲切り裂け、スサノオ豪天雷神!』

長崎編終了、…江戸編があるとは考え難いですが(笑)
物語と致しましては特に目新しいものはございませんで、どうせなら地獄から本物の鬼たちが大挙押し寄せて人間どもと一戦交えて頂きたかったものですが、本シリーズの要点は慶一郎が真実の愛に目覚めて(笑)「鬼神」を乗りこなす(…そう書いてみて鬼は女性の暗喩だったのかもしれないと…、くぁwせdrftgyふじこlp)までのお話でしたのできりはよかったかもしれませんね。
一応エロ路線も目指していたのかもしれませんし、キャラデや人物配置としてはアダルトな雰囲気も漂わせてくれたのですが不発といったところだったでしょうか。まあエロを目指してもこのご時世では障害が多すぎますからねぇ。
今回もそうでしたが3DCGに関してはデザインを含めて文句のつけようもなく。この分野での成長と可能性を見せてくれたと思います。
ただ…、何度も書きましたが人物関係の作画の省力化は成功したようには見えませんで、この部分が最後まで足を引っ張っていたように見えました。
資金繰りが難しい低予算作品だから仕方ないと考えるのは簡単なのですが、そうした逆境において動かさなければならないという呪縛から解き放たれるために努力してきたのが日本のTVアニメの歴史でもございますし、何かうまい手を見つけ出して頂きたかったのですが、とりあえず本作は失敗かな?
今後も資金や人手の問題でこうした作品が増えることも予想されますので、そこでどう見せるかという新しい手法に挑戦していただきたいと本作を視聴しながら考えさせられました。