極黒のブリュンヒルデ 第12話『魔女狩り』

天文台に九とヴァルキュリアが現れ良太たちは九の口から衝撃の事実を知らされる。そして良太たちが絶体絶命の窮地に陥ったその時、ヘクセンヤクトと名乗る一団が現れて、というお話。
急展開でございましたし、「いかにも」な展開でもございました。
これで時間の余裕があれば九の心の痛みや、ヴァルキュリアの九に対する恋心も描けたでしょうし、ドラシルの詳細、ヘクセンヤクトの参加した人間の考え方、そして一番重要な「1107番」についても深く描けば作品の奥行きはもっと増したと考えるのでございます。
ただ焦点はそこではなく、理不尽な生き方を強制された女の子たちの悲しみやそんな中でも嬉しい事や楽しい事を経験しながら精一杯生きようとしている魔法使いに当てられているのですから、作品世界の設定自体にそれほど意味はないかと。
肝心なことは魔法使いたちの生き方をを描くこと。
そう作者さんを信じてもいいなかなぁ(笑)
小鳥がグラーネとして覚醒を始めたようで、人類滅亡は待ったなし。…次回も怒涛の展開なんだろうなぁ。