ブレイクブレイド 第8話『ウェイスト・ランド(死地凶変)』

トゥル将軍を葬ってクリシュナ領内を侵攻するボルキュス大隊と対峙するバルト隊。しかし巧妙なボルキュスの戦術の前にバルトは腹心エルザを失い突撃を余儀なくされた。その時ライガットたちミレニル隊が到着、戦況は一変した、というお話。
う〜ん、やはり前回と同じくダイジェスト感が拭えませんで、各登場人物の見せ場として盛り上がるエピソードだと思うのですが、明らかに尺不足かなぁ。
これではエルザが本当に無駄死にでございますし、ボルキュスの冷酷非情さもバルトの将としての器の大きさ、ライガットの(というよりデルフィングの、かな?)能力の高さ、さらにジルグの単独行動の理由など、ひとつひとつ丁寧に描いてくれたなら受け取る印象は全く違うと思うのですが、本当に残念。
「再利用」としては「宇宙戦艦ヤマト2199」くらいの構成にして頂きたかったものですが、まあ製作体制が違いすぎるのかもしれませんし、贅沢は禁物ですね(笑)
それに呆気なく死んでいく兵士が逆に戦場の虚しさを浮き彫りにしているのかもしれませんで、一々見せ場なんて用意しなくてもいいのかもしれません。
以上、大袈裟な演出に慣れてしまった昭和生まれの感想です(笑)