魔法戦争 11話『ペンドラゴンの決戦』

くるみを助け出すために武がゴーストトレーの本拠地に乗り込んだお話。
戦いがクライマックスに用意されているとして、そこに至る「強さ」の過程として「特訓」が必要なのは当然なのですが、その「特訓」が通り一遍なのが残念ですねぇ。
弟や母親との葛藤ですとか憎悪と和解で掘り下げられそうなのですが「特訓しました、強くなりました」というアリバイにとどまっていたように感じられてものですから。
その強さに致しましてもあの程度の特訓で強化されたものでラスボスに対抗できるとは考え難く、きちんとした手順が欲しかったかもしれません。
これで武が「問題児たち」の十六夜くんように最初から特別な力を持っているという展開でしたら、この辺の問題は解消されたと思うのですが、方向性の違う作品を比べても意味は無いか(笑)