ノブナガン 八ノ銃『トンネル』

進化侵略体の伝達速度が速すぎる原因を考察したヴィドックは、大西洋と太平洋をつなぐ未知の海底トンネルの存在を推測。ガリレオと第一小隊がコスタリカ近郊の海底を調査していると、というお話。
初回でも切り裂きジャックが進化侵略体に深手を負わされておりましたのでこういった事態も予想しておかなければいけなかったのでしょうけど、それ以降イージーンホルダーたちに負傷者も出ませんでしたので「傷つく」という可能性を忘れ去っておりました、…モブは結構死んでいるんですけどね(笑)
ヴィドックの言動は彼のお仕事からすれば当然なのですが、たとえばガリ子の方から傷つきながらも「これは自分の仕事だから」と任務を継続すると描けばヴィドックの印象も悪くならなかったような気もしたのですが、…それだとヴィドックのキャラと会いませんね。
あくまで任務優先、常に冷静沈着、たとえ心で泣いていようとも表には出さない。誤解を受けようと一切気にしない鋼の精神力の持ち主。それがヴィドックという男なんでしょう。…ただ石田ヴォイスなだけに裏がありそうに感じてしまうんですよ(笑)
トンネル攻略戦はしおの機転もあってピンチを脱し一時撤退。二小隊投入してこれでは前途多難ですねぇ。
一枚絵の使い方や描き方にセンスを感じまして、動かさなくても魅力は出せるようでございます。