いなり、こんこん、恋いろは。 第六話『燈日、うか様、恋すてふ。』

墨染の願いを聞いた途端いなりの神通力が暴走してしまい、というお話。
たとえ人の身に余る力を持っていたとしても最後の一歩を踏み出すのは人の意思でありお仕事ということでございました。
では神様にお祈りしたり願う事に意味はあるのかという問題もございますが、あれは神という絶対的な存在に自分の決意を表明するためのもので、あとは自分で奮励努力するから見ていて下さいってことなんじゃないかと解釈しております。
何事も「最後は人間」というのが基本でございまして、機械やシステムがどんなに便利になったとしてもそれは変わらないんじゃないでしょうかねぇ。
自分の気持をさらけ出すのは恥ずかしいことではございますが、人間関係はそこから出ないと始まりませんから面倒(笑)
でも墨染はいなりの助けを得てマルちゃんと仲良くなれまして、やはり踏み出す勇気はいつも持っていないといけないようでございます。…マルちゃん薔薇も百合いける口かぁ(笑)
そしてうか様は今日もゲーム三昧。人の一生は神様たちにとって短すぎる処が彼女の悲しみの源泉なんでしょうね。