のうりん 第6限『萌(めぐみ)の錬金術師』

五人目の四天農(!)マネー金上による萌販売戦略に巻き込まれる耕作たち、というお話。
語られていた内容は至極真面目なものでございまして、生産者として安全で安心なものを消費者に届けることが本分という継の考えもその通りですし、買ってもらわなければどんなに良いものを作っても始まらないという金上の考え方も間違っていない、と申しますか正しい。
ここでは「萌」を使っていたから面白おかしい話に仕上がっていたのですけど、「物を売る」という行為に正解はひとつじゃないでしょうから、どんなアプローチであろうとも売る商品に自信があるのなら試みても損はないかと。
真面目に作れば難しい内容のお話でしたが、そこを不まじめに処理するからこの作品の存在理由があるのだと考え直しました(笑)
必死に「いい話」で終わろうとする耕作には「無駄な努力」という言葉を贈りたいと思います。…切符さんも親御さんに怒られるような内容の作品なんですからねぇ(笑)