ノブナガン 四ノ銃 『ハリケーン』

大型ハリケーン「オルガ」内に潜む進化侵略体を倒すことになったしお。その飛行型進化侵略体は大量の卵を抱えていて、このまま陸地へ撃ち落とすことはできず、というお話。
設定は凝っていてもそれほど複雑なものではなく、また侵略する方も喋ったりいたしません(笑)ので構造としては「特殊能力を持った戦士たちが敵を迎え撃つ」と至ってシンプルな作品でございます。
今回語られたように進化侵略体側の命令系統などにはまだ謎はありそうですが、まあそんなことを気にする必要はなさそうで、これから先はどんな偉人の遺伝子を持った戦士が登場してどう戦うのかだけに集中していればいいかと存じます。
物語の設定を複雑にするのがエヴァ以降のトレンド(笑)のようですが、こういった単純明快な物語でしか描けない爽快さというものもございまして、おっさんは横山光輝先生の「伊賀の影丸」と同じ雰囲気をこの作品から感じ始めております。
ハッタリの効いた演出もこの作品には合っておりまして、私の中でこの作品に対する評価は大逆転いたしましたよ。