ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル Episode3『ラブ・アンド・ヘイト』

今はバタフライ法律事務所の弁魔士蜂谷が検察時代に死刑にした男の恋人真夕が爆破致死事件の犯人として捕まり、彼女の弁護を引き受けることになったが、というお話。
前回までがこの作品の世界と人物紹介のためのイントロだといたしますと、今回からがセシルを中心に蠢く闇というこの作品の本格的な幕開けのようでございます。
まあそれはいいとして。
肝心の弁護というものが全然活かされていないように見えまして、それならセシルは警察か探偵にしておいた方が自由に動き回らせることができるような気がしてしまうのでございました。
弁魔士という職業に就かせる大きな理由は母親を助け出すためなのでしょうけど、仮に母親が無実であるとするなら真犯人を見つけるためにセシルが動く方が画的にも派手にできそうですし良かったんじゃないかなぁ。
これで裁判シーンがもう少し作り込まれていたならこうした事も考えないのでしょうけど、魔術を使って人を殺したら死刑!って簡単な裁判でしたら毎回見せなくても、ねぇ(笑)
今回が実質的なスタートでございますので、次回以降に細かい所が気にならないくらい物語が大きく動いてくれる事を期待しております。