シリーズセカンドシーズン 恋物語 第恋話『ひたぎエンド 其ノ伍』

貝木は羽川と会話することでさらに撫子の情報を収集、総仕上げの日北白蛇神社に向かう途中会った余接の忠告を無視して撫子と会うが、というお話。
貝木と余接の会話は貝木という人物が単純な悪人ではないと説明していたようにも見えましたが、ここまで西尾さんの作品を視聴してまいりましたので、あれで騙されるほど初心じゃないぞ(笑)
人間の本当の姿などは誰にも分からないですし、いや当の本人にも分からいのかもしれません。他人が語る人物像がその人間を形成すると考えれば、語る人間各々にその人物の見方が存在はしても、実像なんてものはどこにもありはしないのかもしれません。
ただ語る人物が増えれば「中らずといえども遠からず」な人物が出来上がってしまうのかもしれませんが、貝木の場合人との接触を積極的に避けている節がございますので、彼について「語る」「他者」が極端に少ないわけで、したがって彼の実像は「永遠の謎」確定のような気がいたしております。
まああれですよ、見る人によって顔を変える神様のような存在じゃないかと(笑)
そして撫子と直接対決。
あまりにもバレバレの嘘(怪異が身内に潜んでいる暦たちが交通事故ではないでしょうw)でございますが、此処から先が詐欺師としての貝木の腕の見せどころのように考えておりまして、…次回はいつも以上に台詞が多そうですなぁ。