団地ともお 第35話『サンタさんと心理戦だともお/そこでなにが見えるんだともお』

Aパートはクリスマスプレゼントに悩むともおのお話。
サンタクローズが存在していないことをもう知っている子供とまだ信じているんじゃないかと考える親のすれ違いが描かれておりまして、と申しますか親の場合はまだ信じていて欲しいという願望なのかな?
でもサンタに子供の純真さを求めるのは意味のないことに気づかなければなりませんが、かと言って親の方からサンタを否定する勇気はないですしねぇ。…子供の方から「そんなものはいない!」と否定して頂きたいものでございます(笑)
で、クリスマスとお年玉の間隔が短いことから贈り物をもらう戦略を立てるわけですが、最終的に所期の目的を忘れる辺りがともおらしいかと。まあ子供は元気が一番、あまりスレて欲しくはございません。
Bパートはセールス不振に苦しむ紙川のお話。
日常に疲れてしまうと目で見えていても見えないという状態になるのはよくあることでございまして、上手くリフレッシュしないと迷路にハマり込んでしまうのはよく分かる(笑)
ともおたちの何気ない遊びに触れて紙川はもう一度「世界」を見ることに成功出来たようでしたが、まあともおたちの遊びを否定しなかった紙川の柔軟さがあればこそでございましたね。
そしてそんな紙川の揺れるネクタイに反応して新しい遊びを作り出す子供たち。何処にでも「新しい世界」は転がっているという証拠でございます。
年内はこれで終了。新年1月11日までお休みのようでございます。