夜桜四重奏 〜ハナノウタ〜 第11話『ハナノウタ 1』

じゅりの妹りらが桜新町に現れたお話。
私はキャラ優先主義者と何度か此処で書いておりまして、その立場でこの作品を観ておりますと合格点を与えなければなりません。
今回のエピソードで主役を演じるじゅりとりらだけでなく、この作品に登場しているキャラは皆立っておりますし魅力的なのですが、しかしながらそのキャラが物語にどういった役割を与えられているのかがこの最終エピソードの段階になってもよく分からない(笑)
原作か以前のシリーズを事前に見ていればこの辺のモヤモヤは解消されるのでしょうけど、…そういう元気はもうないしなぁ(苦笑)
ですのでこのシリーズだけを見ての感想に過ぎないのですが、あまりにもキャラだけが突出しているように感じられまして、この辺のバランスにもう少し、ほんの少しだけ配慮して欲しかったように考えております。
優先主義者とは申しましても、そこはそれ、物語あってこその登場人物でございますし、キャラだけでは成立しない部分もあるということで。
これが長いシリーズ作品であれば個々のキャラを魅力的に描きながら「物語」を語る事もできるのでしょうけど、…1クール作品は本当に難しいですねぇ。