東京レイヴンズ #07『cHImAirA DanCE -鬼喰(おにくい)-』

進級試験が始まり筆記試験の後の実技は擬似的な霊災を鎮めるというものだったが、というお話。
一目見ただけで以後忘れることはなさそうな鏡伶路くんが登場いたしましたし、2年前の霊災で冬児の身に取り憑いたものが顔を出したりと、物語は大きく動きだしまして楽しく拝見させて頂きました。
前段として大友先生がかつての上司天海大善と色々と話し合っておりましたが、作品固有の用語が飛び交っておりましてが全然頭に入ってきませんでどうしたもんかと(笑)
漫画や小説であれば「文字」として認識できますし、その言葉が日本語として通用しないものであっても使われた感じから作者の意図を考えることができるのですけど、台詞を通して「音」としか認識できませんと難しいですね。
録画しておいて何度か聞き返せば「それなりに」理解も出来るのですけど、そこまでしてくれる視聴者そう多くはないでしょうから、この辺の処理にはこの作品だけでなく一考が必要ではないかと…、毎回書いてますね(笑)
小説の場合、アクションシーンは文字だけで表現しなければならない難しさがございますし、そこをどう表現するかが作家の腕の見せ所でございますが、一方アニメの場合は全てを画で見せることができる処が優れている点でございましょう。
早くその辺を上手く処理出来るようになってくれると、マニアや原作ファン以外の人たちにも広くアニメが受け入れられるようになるでしょうし、アニメを見て原作を読んでみようといった新規購読者の販路拡大に繋がるのではないかと考えております。
と云った一般論は兎も角。この作品はそういった「弱点」を抱えながらもテンポもいいしシリアスと笑いのバランスも好みの配分で快調に進行中でございます。