キルラキル 第七話『憎みきれないろくでなし』

流子が本能寺学園のシステムを使って、日頃お世話になっている満艦飾一家にいい暮らしをしてもらおうとしたのだが、というお話。
人の欲望は尽きることはなく、でも本当の幸せはその先にはないといった、この作品でなければ人間の本質を描いた実に良い話と書く処なのですが、う〜ん(笑)
でも熱血することが「格好悪い」という風調になってから久しい今、こう云った作品を制作しているってことはコチラが考えているより「本気」なのかもしれませんで、額面通り受け取ってもいいのかもしれませんね。
家族というものを知らないで育った流子には「もっと満たされた幸せ」があるのではないかと考えて行動したのですけど、それが正しいのか間違っていたのかは「其処」まで踏み込んでみないと分からないもの。
金銭的に余裕があっても自制の出来る人間もいるわけでして、その意味では満艦飾一家がダメな人種だったという、身も蓋もない結論なんですけどね(笑)
マコに無抵抗に殴られていたのはマコを信じていたからという理由もあったのでしょうけど、こんな家庭にしてしまった責任を感じたという意味合いもあったのでしょう。
無駄な感動話をありがとう!(笑)