魔法の天使クリーミィマミ 第18話『ざしきわらしの冒険』

番組収録のためテレビ局にやって来た優と、テレビ局を見に奥羽からやって来たざしきわらしとの交流話。
楽しさを求めてやって来た都会には「作り物」の楽しさしかなく、自然の呼び声や友達と遊ぶ楽しさに及ばない事に気がついたという内容でございました。
ただラストカットがざしきわらしが友達が待つ故郷へ帰る電車の上を新幹線が追い抜いて行く描写でございまして、あれを単にもっと早く帰れ手段があったのになぁとは受け止められませんで、わらしが帰る場所にも都会の波が押し寄せていて、もうあの風景も友達も消えてしまっているのだという暗示にしか見えませんでした。
昭和という時代は田舎が消えていった時代でもございましたので、多分この妄想(笑)はいつもと違ってそんなに間違ってはいないかと存じます。
楽しいエピソードではございましたが、どこか寂しさを感じるエピソードでもございました。