マギ 第3夜『出航』

4人はそれぞれの目的地へと向かうためにシンドリアから船に乗る。船中結びつきを深めながらそれぞれの未来に思いを馳せながら、船はアクティアの港町へ到着寸前。その時海中から海賊の一段が現れて、というお話。
全体としてコメディ仕立てでございまして、当初この作品に抱いていた「明るく元気な冒険ファンタジーはこれだったよなぁ」などと考えたものでしたが、もうそんな幻想は捨てております(笑)ので、むしろ「こんなエピソードに時間を割いて大丈夫なのか」と心配してしまいました。
もちろんこういったエピソードの重要性は十分に認識しているのですが、であればもう少し客員の内面まで踏み込んだ、本当に各自が離れがたいけれど今はそれぞれの道を歩むために必要な別れであるということを見せていただきたかったかなぁ。
(視聴者を)和ませようとしている意図は分かるのですが、この程度の笑いの要素では中途半端に感じましたし、もうこの作品が笑っていられる世界でないことは見せつけられましたからね。
陸に到着して本格的に単独行動開始かと考えておりましたら、突然海賊出現。4人組での行動はもう少し続きそうでございます。