戦勇。 第26話(終)『勇者、帰還する。』

始まったようで何も始まってはいないような、それでいてひとまずはきれいに終わっておりまして、所謂「俺たちの戦いはこれからだ!」エンドでございました。
放送時間の絶対的不足を考えればこれ以外の終わり方はできないでしょうからこれはこれで良かったと思うのですが、何か釈然としない部分もございます。
壮大な物語のようでもあるし、状況を楽しむだけのアニメのようにも見えるし、中途半端な内容がその原因であったのかもしれません。純粋なギャグアニメとして毎回一つの冒険をネタにしてくれれば印象は違ったのかもしれませんが…。
放送形態が30分番組であれば印象はまったく違ったでしょうし、その意味ではこの作品を3分作品の枠に押し込めようとした製作の問題なのかもしれません。
次のステージがあるのならせめて15分くらい確保して頂きたく、それが作品に対する愛情ではないでしょうか。