有頂天家族 第十二話『偽叡山電車』

海星の助けによりひとり(?)脱出に成功した矢四郎は矢二郎の元へ急ぐ。ニセ電気ブランの力もあって電車に化けた矢二郎は京都を疾走し矢三郎を助け出し、金曜倶楽部の忘年会に乱入するのであった、というお話。
この作品でこんな爽快感のあるエピソードが用意されているとは考えておりませんでしたので痛快でございました。
色々あったけれど最後は「面白きことは良きことなり」で締めてくれそうなのですが、寿老人が曲者ですなぁ。
襖一枚をはさんで全員集合でございましたが、さて作者がどのような「面白きこと」を用意していてくれて、それを「P.A.」がどう見せて下さるのか。とても楽しみでございます。