ステラ女学院高等科C3部 Game11『継戦能力既ニ無シ。』

そのらがアメリカへ留学することになり「お別れサバゲー」を開くことになった。その頃居場所をなくしたゆらは黄昏ていたというお話。
物語と致しましては終幕に向けて盛り上がりを見せておりましたが、個人的には印象の薄い作品になりかかっておりまして、1年もしたら内容を思い出せなくなってしまうような気がしております。
原因はハッキリしておりまして、そのらとゆら以外のキャラの存在感が薄いことに尽きるかと。
11回も放送していたのですから、少なくともC3部の部員全員の名前を覚えていても不思議はないと考えるのですが、これが覚えていないのでございます。…個人的な記憶力の問題は棚に上げておきますが(笑)
考えますにゆらにだけ焦点を当てすぎたしまった結果他の部員の影が薄くなってしまったのが問題だったような気がいたしまして、各部員単独のエピソードを用意してくれていればこの段階でゆらとの結び付きを効果的に利用できたのではなかったでしょうか。
孤独になったゆらを呼び戻すために必要な「絆」としての人間関係として。
ゆらとそのらを除けば他の部員はたった4人なのですから、もうちょっと上手く構成できたような気がしております。