キングダム 第2シリーズ 第16話『真夜中の大将軍』

秦国軍の敵が廉頗将軍であることに気づいた蒙驁将軍のお話。
「もうごう将軍」は将軍としての実績は大したことはないのかもしれませんが、どんなに負けても生き残ってきたといった事実だけでも実は大将軍なのかもしれませんね。
勿論逃げまくって生き残ることは可能でしょうけど、そんな人間が戦国時代に将軍まで上り詰めることは不可能でしょうし、これまで幾多の戦いを奮戦してきたことの証明でございましょう。
そんな「もうごう将軍」も廉頗を前にして不安に駆られたようでございますが、さすが主人公(笑)良いことを語ります。
そうした事を語ったからではなく、「もうごう」はその意志の強さを信の中に見出したから千人将に取り立てたようでございますが、…条件が厳しいなぁ(笑)
と云う事で今回は好々爺にしか見えなかった「もうごう将軍」の人物像を手際よく見せてくれたエピソードでございました。長期連載の条件は色々あろうかと存じますが、この辺の構成が上手いこともその要因なのでしょうね。