幻影ヲ駆ケル太陽 episodeⅪ『君のみち』

ダエモニアの謀略でセフィロ・フィオーレを追われたあかりたちは占いの館に身を寄せる。あかりはそこでエディアから自身の出生の秘密を聞かされ動揺する。一方せいらはるなを見つけたがそこにはケルブレムは待っていて、というお話。
なるほど、あかりがダエモニアの声を聞けたのはそういった経緯だったのですね。…もうあかりは十分すぎるほど重荷を背負っておりますのでこの段階で更にそんな重い話を乗っけなくても(笑)
「黒幕」も両方を天秤にかけているように描かれておりまして、であれば彼女たちは何のために戦ってきたのかという虚しさばかりが作品を覆っております。
どう考えてもこの重苦しさから抜け出す手段はなさそうなのですが、これでなんのヒネリもないまま救いのない話で終わってしまえば予定調和ですしねぇ。
鬱々とした物語はもう少し続きます。