宇宙戦艦ヤマト2199 第16話『未来への選択』

立ち寄ったビーメラ4の環境が地球の移住に適していることを知った新見や伊東は「ヤマト計画」を破棄して帰還するため叛乱を開始した、というお話。
伊東一派の叛乱につきましては、あの広い艦内であの程度の人員で上手く行くとも思えませんでしたし、もうちょっと事前の準備を描いて欲しかったのですが、そもそも主題は其処にはございませんのでこれが精一杯だったでしょうか。
叛乱だけでございましたら、旧作の藪機関士たちが起こしたものの方が切迫感もありましたし、人の弱さというものも描かれていたので良かったのですが、今回のソレは政治的な思惑の方が強いわけで、この後始末が見ものなのかもしれません。
そしてイスカンダルの慈善事業はそんな昔からあったとは(笑)
でも次元波動の理屈が分からないままの文明は滅びていたわけで、人類が助かる可能性なんて少し前でも少しあとでも無かったという、…あれは現代文明に対する批判なんでしょうね。
さてヤマト内部の諍いは次回も続くようですが、ガミラスサイドの諍いの行方も気になります。