ブラッドラッド #02『ただいまは言わない』

冬実を生き返らせるために人間界へやってきたスタズは憧れの人間界で浮かれ気分に。対照的に幽霊になってしまった事実と向き合う冬実の気分は沈んで行った。その時ハイドラ・ベルが現れて、というお話。
まだ本調子ではないようでして、スタズの暴れっぷりが控えめで惜しいかなぁ、これがジャンプ作品であればもう大暴れしていても不思議ではございませんし、初期段階で「お客」を引き付ける意味でもあれは正解なので、見習う処は見習って欲しいかと。
いや、今回人間界在住の鬼と戦っていたじゃないかという指摘もございましょうが、スタズの怒りゲージが不完全に見えまして、あそこは冬実を守るあるいは自身のプライドを守るといった怒る理由が欲しかったものですから「不完全」ではないかと。
ギャグは軽快でございましたが、こちらもまだ「練り」が足りていないようでスカスカの印象でございました。この辺も回を追うごとに改善されるんじゃないかと考えておりますので暫し様子見が吉でしょう。
このキャラデはデフォルメし易そうでしたし、そういたしますとヌルヌル動かして笑いにつなげることも可能ですから、そこも今後に期待。
この物語は冬実を生き返らすことが目的のようですが、彼女がそれを深刻に考えるようですと笑いが少なくなってしまう心配もございますが、この辺をどう処理してくれるかも注目。…何だかんだ書きましたが結構好きな作品でございます(笑)