団地ともお 第7話『伝言ゲームに踊らされるともお/奇跡を信じるかいともお』

尾鰭の付いた噂話(しかも出所は自分w)に翻弄されるともおのお話と、頑張ることの大切さを学ぶケリ子のお話。
Aパートは子供らしいお話でございまして、子供にとっては「ありえない」とまず考えるよりも「確かめてみよう」の方がずっとわくわくする、心惹かれることなんだなぁ、と。
それがどんな与太話であっても、自分の目で確かめてみるまでは嘘ではない、そして子供にとっては確かめるために動いている過程が何よりも大切な経験ということなんでしょうね。
今なら「ねーよ」と即座に否定してしまいますが、子供の頃は色んな不思議がそこら辺にあったしなぁと、遠い目をしてみる(笑)
Bパートはケリ子と同じ書道教室に通っている高校生の青戸さんが、受験のために好きな書道を辞めたことについて考えたお話でございましたが、子供は物事をシンプルに考える方が正しくて、大人は複雑に考えて自滅する、と。
目の前に「壁」があったら乗り越えるために行動すればいいだけ。そう考えれば難しい問題の大半は解決するでしょうし、それでも乗り越えられなければまた行動して違う道を見つければいいだけなんでしょうねぇ。
子供の前の世界は無数の道が存在しているのに、いえ大人だってそうなんでしょうが何故か見えなくなってしまうんですよ。
ケリ子は努力する事を惜しまない。そういう姿を見せられますと青戸さんやともおだけでなく勇気を貰うことが出来ました。