断裁分離のクライムエッジ Cut 07『天秤の銀貨』

切たちに敗れた「愛玩屠殺」はこれ以上関わらない事を宣言、さらにゴシップからの招待状を渡した。受け取った切と祝は病院坂姉妹と共にそのパーティへ向かうのだった、というお話。
先週の感想の続きになりますが、切や祝が(今までの処)キリンググッズに対して受け身なのが物語が停滞しているように感じられる原因でしょうか。
自分たちの意志とは無関係(「罪人の子孫」を無関係と書いていいものか判断できませんが)にキリンググッズの「業」を背負わされておりますが、その「業」をどう払うかに物語が展開しておりませんので閉塞感があるのかと。
今は襲い来るキリンググッズを倒すのに精一杯で、切と祝が根本と申しましょうかキリンググッズの呪いを浄化するために積極的に前に進んでくれると違った作品になるような気がいたしますが、…作者はそういう物語を目指している訳ではないでしょうけど。
むしろ今回もそうであったようにエロティックの神髄を究めたいのかも(笑)
アニメの場合「動く」ことがマイナスに働くこともあるのですが、この作品はむしろエロさを強調するのに役だっているように見えまして、…五組はエロいからなぁ(笑)
惜しむらくは、これも以前の感想で書きましたけど対象がもう少し大人であるほうが好みなのですけど、これは視聴者の年齢構成から考えればおっさんがマイノリティなのも仕方ありませんね(笑)