銀河機攻隊マジェスティックプリンス #007『欲望の牙城』

正式に軍に編入された「ザンネン5」は環境の違いに戸惑いながらも前向きに対処していた。そんな中、GDF軍はウルガルに対して大規模な作戦「ケレス大戦」を仕掛けようとしたが、というお話。
ようやくウルガルサイドも本格的に登場いたしまして物語としても加速するようですが、焦点はあくまでザンネン5でございまして、そのブレの無さにはスタッフの意志の強さが感じられます。
広い個人部屋をあてがわれても全員同じ部屋で過ごしたり、しかも分散するのではなく固まっている辺りが彼らの不安や繋がりの強さを表しているかのようで、やはりこの作品は「家族」というものが大きなテーマなのだと再確認させられました。
それとウルガルの欲望王(笑)がどう関わって下さるのかが今後の焦点でございましょうが、元永監督が「分かりあえない家族」に舵を切るのか、それとも「和解する家族」に舵を切るのか(要するに悲惨な物語になるのかハートフルな物語になるのか、って事なのですが)心配(笑)
どちらにも適正のある監督さんですからねぇ。
それにしてもコミネみたいな人に作戦指揮任せるって、GDFはよほど人材不足なんだろうなぁ(笑)