翠星のガルガンディア 第6話『謝肉祭』

「報酬」というものに戸惑いを見せるレドだったが、「仕事」の意味を求めて自分の足で歩き始めたお話。
生命維持するために最低限必要なものだけを摂取するというのは合理的ではございますが、はたしてそれで生きていることになるのかとレドが問われていたエピソードでございましたね。
同じものだけを食べる(海藻パンはあまり美味しそうじゃございませんが、レドの目から見れば生物の原型が無い分あれが一番受け入れ易いものなんでしょうねw)のではなく様々なものに挑戦したり、その感想を顔に出したりすることを諭されておりまして、刺激に対する反応を得うることも大事。
そしてピニオンは「欲望」と語っておりましたが、それを自分の心に正直に生きる事と解釈すればそれこそがレドが求められている生き方ということでしょう、今のレドは機械と同じですからね。
生きる糧を得た喜びの「謝肉祭」でございましたが、これを「感謝祭」としなかったのには何かしら深謀遠慮があるような気がしておりますが、…考え過ぎか(笑)
エイミーの見せた踊りは間違いなく愛の告白でございますが、受信機のないレドに伝わる訳もなく。でもあの場面のエイミーは伝わることなど考えていた訳ではなく自分の気持ちを純粋に表現したかっただけなのでしょう。いつかあの踊りの意味がレドに伝わる日が来るのでしょうか? …来ると信じたいのですが。
さて、会話の合間に祭で買ったおもちゃの画が挿入されたり、踊りのシーンが妙に断片的で不思議に感じておりましたら
山内重保&木村延景回でした(笑)
妙に納得してしまいました。
そしてレドに迫るヒディアーズ! …あれべローズが言ってたクジライカじゃないのかなぁ。そしてレドが知っているヒディアーズが軟体動物に似ていると云う事に意味があるのかも含めまして以下次回。