銀河機攻隊マジェスティックプリンス #004『喪失』

補給艦に奇襲するつもりが先鋭舞台に攻撃を仕掛けて絶体絶命の危機に陥るザンネン5だったが、シモン司令が用意しておいたチームドーベルマンが駆けつけて脱出に成功、というお話。
今回はザンネン5が過去の温かい記憶を少しだけ覚えていた(もしかするとそれは勘違いなのかもしれませんが)り、リンリンがMJPの訓練官に選ばれた経緯、チームドーベルマンの登場と色々とございました。
が、今回一番重要な事はこの作品の一番の核、つまり
何があっても生き残ること
が提示されたことではないでしょうか。平和や正義も大切なのですが、それもこれも生きてこそ。特に遺伝子を操作され戦うためだけに生み出されて彼らにとって平和も正義も彼らの意志とは関係のないものですからね。
ですから彼らの当面の目標はこれでいい。此処から先彼らが自分の意志で平和や正義を望むようになれば、その時本当の意味で戦う理由が語られるのではないかと考えております。