やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第3話『たまにラブコメの神様はいいことをする。』

テニス部の戸塚彩加から相談を受けた奉仕部のお話。
八幡の過去が知りたい!(笑)
いや大体想像はできますが、なるほどそういう悲惨な過去があって現在の彼が出来上がるのですね(笑)
もっとも彼自身はその過去を悲惨なものとしては捉えていないようですが…、いや達観したということなのかもしれませんが。
こうした「ぼっち」が描かれるとたいていの人は可哀想といった感想を述べ同情したり笑ったりするのですが、世の中には孤独を愛すると申しますか、そこまで行かなくても平気な人は多いんじゃないでしょうか?
おっさんも友人と呼べる存在はそんなに多くないのですが、それが特に不都合に感じたことがございませんで、むしろ自分を騙してまで相手にお愛想する苦痛の方が堪らないと感じた口なのですよ。
そういう事を言いますと怪訝な目で見られるのですが、いや本当に一人でいることの楽しさもある訳でございまして、その素晴らしさを知らない人と話が合うはずもないのでほっといて!(笑) …もちろん社会人ですので社会的に必要なつき合いというものは「技術」としてマスター(笑)しておりますが。
…何の話だ(笑)
八幡くんが女性に対して健全な反応(…いや彩加は男だw)しておりましたが、かといって女性に対して必要以上に積極的ではないところがこの手の作品にしては珍しくて面白い。
高校生のくせにもう世の中の「真理」を知ったようにひねくれてしまった八幡くんが如何にして「更生」してくれるのか、実に楽しみでございます。