直球表題ロボットアニメ 『サイシュウワ』RobotAnime:12.22

初回から視聴していたのですが、同時期に似た様な「gdgdフェアリーズ」もございましたので感想は書かないでまいりました。
人類が絶滅した遠い未来、残されたロボットたちは終わりのない戦いを続けていて「これじゃいかん」と考えた三体のロボットが「笑い」で戦争を終わらせようと大昔の「笑い」の資料を漁りそれを会得しようと毎回調査と実践をするという「てい」で進行してきた作品。
笑いというものを理解する、楽しむために必要なものを得ると論理的にしか動けないロボットは動きを止めてしまうですとか、柔軟な発想と心の余裕を失くしたら笑いを理解はできないといった現代を風刺したかのような終わり方に、あのいい加減なEDも平田さんのナレーションもこの回のために用意しておいた伏線だったのかと、その構成と物語に妙な感動を覚えたのですが、…こういうオチか(笑)
まあシンミリとしたネタも良かったのですが、この作品のテーマは笑いでございましたのでここは徹底した笑いのコントで締めて頂きたかったかなぁ。
それがこの作品として一番相応しい最終回だったような気が致しますが、(あるかどうか分かりませんが)次シリーズへの「ヒキ」と考えればこれはこれで。
低予算でもアイデア次第で何とかなることを証明してくれた作品でございました。