百花繚乱サムライブライド 第参話『愛と忠』

道場に佐助が加わったことで存在価値を見失いそうになった兼続は、メイドカフェで自分の有用さを知らしめようとするが惨敗。さらにメイドカフェの赤字の原因が自分であることまで明らかになって居場所を失った兼続は道場から出て行く決心をしたのだが、というお話。
すっかりホームドラマになりましたなぁ(笑)
物語といたしましては5人目の剣姫登場というものでしたが、前段の「赤字続きの喫茶店で役に立たない末っ子が家を出る」といった展開はまさにホームドラマでございました。
でもこれはある意味で登場人物たちが「家族」であることが前提でございまして、「みそっかす」の兼続でも剣姫になれたのは見えない信頼関係が存在していたからこそであり、それはすなわち「家族」の証明ではないかと。
…うんまあこの作品がそういう事を目指している作品ではないと云う事は十分承知しておりますが(笑)
ただこの作品で「剣姫」になる為に必要なものが「男女」のソレよりも人間としての「絆」の方に重点が置かれているように見えまして、そこは大変好ましく感じております。次の剣姫は誰でしょう?