進撃の巨人 第3話『絶望の中で鈍く光る -人類の再起1-』

訓練兵団で対巨人用の「立体機動術」を学ぶエレンたち。しかし立体機動を体得するための姿勢制御訓練でエレンは失敗ばかりしてしまうのだった、というお話。
てっきりエレンは素質がなく、でもそれを憎しみといった原動力でソレを乗り越えて成長して行くものだとばかり考えておりましたが、取り付け機械の不具合といったオチに。
まあこんなところで苦労しているようではあの巨人相手に勝負できないでしょうからそれはいいのですが、ではなぜエレンに苦労させたのかという疑問が湧いてまいります。
エレンのような猪突猛進タイプに頭を冷やさせるために苦労させたのかとも考えたのですが、取り立ててエレンの考え方が変化していたようには見えませんでしたのでそういった訳でもなさそうでしたし。
妥当な線としてはエレンの赴く道の困難さと険しさの象徴としての失敗でしょうかねぇ、ちょっと分かり難かったかもしれません。
これなら単純にエレンを危険な場所に行かせたくなかったミカサが壊しておいたけれど、諦めないで頑張るエレンを見て覚悟を決めたといった流れの方が自然だったような気が致しました。
同期生たち。
中々ヴァラエティに富んだ面々でございましたが当然彼らも無事では済まないわけでしょうし、キャラが描かれるほど「その時」が辛く悲しいものになることを考えますと、ここは幾らでも時間を掛けて頂きたいところなのですが、…そんな訳にも行かないでしょうねぇ(笑)
個人的には腹ペコキャラのサシャには長生きして欲しいと願っております(笑)