翠星のガルガンディア 第3話『無頼の女帝』

ベローズたちを助けるため海賊を殲滅したレドだったが、意外にもガルガンディアの乗組員から非難されてしまう。困惑するレドにベローズとエイミーがその理由を語りレドは理解した。そして仲間を殺された海賊たちがガルガンディアを襲撃してきて、というお話。
言葉が通じない事でもどかしいコミュニケーションしか取れないものの、描かれている通り基本は「食べ物」なんですよねぇ(笑) 同じものを食べると云う事はその文化と同化することではないかと。…それにしても「生き物の死骸」とかチェインバーに教えられたものをよく食べたものだ(笑)
両者に様々な思惑が交錯しておりましたが、考えてみればお互いの事をよく知らないのですからこの辺の描写も妥当なんですよね。お互いが次第に距離を詰めて行くといった描写に好感が持てます。
それにいたしましてもレドとチェインバーの戦闘能力を見てもそれを利用しようとしないガルガンディアの上層部の考えが不明。
あれだけ圧倒的な戦闘能力であればこの先海賊に怯えて暮らすこともないでしょうし、当然そうした人物が一人くらいいてもよさそうなのですが、どうも老人たちは身に余る武器に対して危惧と申しますか嫌悪しているようでして、…まあいつものように「先走り」じゃ禁物ですね(笑)
ボーイ・ミーツ・ガーツ編終了。
今回一番「グッ」ときたのはレドが一番始めに覚えた言葉が「ありがとう」だったこと。それが生きて行く上で必要という訳ではないでしょうが、でも人と人を繋ぐ上では一番大事な「言葉」なのですから。
う〜ん、OPとEDの爽やかさですとかこうした件を見せられますと、この作品のシリーズ構成が虚淵さんだということを忘れてしまいそうになりますね(笑)
次回からはレドの順応力が試されそうでございます。