キングダム 第38話(終)『継承』

秦の怪鳥墜つ!
ということで第1シリーズは将軍を目指した信が三百人将まで駆け上がった処で終了。ここまでは王騎による若い二人に対する教育といった趣でございまして、一番最後のレッスンは将としての生き様死に様を見せてくれました。
将軍として何を見て何を考えるのか、普通の兵士の感覚ではダメなんだという事を身をもって教えてくれた王騎亡き後、信たちがどのように成長して行くかが今後のお楽しみになるのでしょうが、それは第2シリーズ以降(次のシリーズで完結するとは思えませんし)ということで。…放送時間がなぁ(苦笑)
信という歴史には登場している(らしい)けれどそれほど大物ではない人物を主人公に据えたのはある程度創作の自由が効くからなのでしょうが、ある程度偉くなって頂きませんと肝心なお話に絡め辛いように感じますし、大体幾ら命を救ったからといって王である政に対してあの態度が許されるのかといった違和感も感じてしまいます。…偉くなってもあの態度はないよなぁ(笑)
少年が幾多の経験を経て大きく成長するといった物語の主人公としては多分信以外に適任者はいなかったのでしょうし(まるっきり架空の人物という訳にもいかないでしょうから)、しかし歴史の大きな渦の中で信の立つ位置はまだまだ小さくて頼りなかったように感じました。
多分ここからが本番で、信の存在が大きくなり物語の中心に居られるようになりますと作品の面白さは増すかと。その意味でも第2シリーズは期待できるかと。…放送時間がなぁ(笑)
土曜深夜は地方民にはアニメの激戦区なんだってばよ!(笑)
あっ、当初ブーブー書いていたCGの併用につきましては、これも当初書いた通り「慣れて」しまいまして気にならなくなった事を書き残しておきます。