絶園のテンペスト 第十八幕『舞姫』

羽村の吉野の彼女は愛花という指摘に納得し始める真広たち。一方吉野からその事を告げられた葉風は吉野の感情の欠落を指摘していた、というお話。
元々感情の起伏が少なかったという事もあるのでしょうが、傷が大きすぎてどう対処していいのか分からなかったというのが正直な処、…と考えたいのですが、この作品の場合正解は最後まで不明のような気がしております。
ジョーカーが「はじまりの樹」と「絶園の樹」の2枚もある状態で先を読む行為は自殺行為ですしねぇ。
誰の行動も何かに支配された結果とも見えますし、そうじゃない可能性も捨てきれないのがその理由なのですが、全ての始まりが愛花の死であるならその意味が何なのかも考えないといけなくなりまして、…おっさんの手に余ります(笑)
「はじまりの樹」の真意を探そうとする葉風。本当に「真意」があるかどうかは兎も角、ノリノリの葉風に萌える(笑)