絶園のテンペスト 第十四幕『あけましておめでとう』

目覚めた真広は左門から寝ていた間の事情を聞かされる。その頃吉野は葉風と共に絶園の樹の果実の在処を巡っていたが、二人の前に絶園の魔法使いと名乗る「羽村めぐむ」が現れて、というお話。
…公式サイトの「ラブコメ」の意味が分かりました(笑)
世界は奇妙な均衡の元平和を取り戻しているようにも見えますが、現状はあくまで一時的なものに過ぎずその均衡は吉野の行動如何でどうとでもなるようでございまして、左門の考え方が正しいように見えております。
とは申しましてもこれは左門の語っている事がすべて正しいという前提の上なので、あまりあてにはならないかなぁ(笑)
前回から登場しためぐるも本当に「絶園の魔法使い」なのかどうか、…左門によれば本命は吉野らしい(状況証拠からの推理)のですが、であれば愛花を殺したのも吉野と云う事になってしまいますが、…さすがにこれは違うような気もいたしますが、さて。
といった具合に「推理物」として再開(?)した上に吉野と葉風のラブコメ要素も加わりまして、後半も快調に進行。
今回はアクションシーンは良い出来でございましたが、そのしわ寄せなのか日常風景の作画に若干カクカクした処が見えたのが残念でございました。