ジョジョの奇妙な冒険 第15話『ヒーローの資格』

ワウム、エシディシ、カーズに挑んだシーザーだったが簡単に返り討ち、ジョジョが引き継いだ戦いで顔面を傷つけられたワウムが激怒してさらに窮地に陥るが、ジョジョのハッタリが功を奏して、というお話。
事態は深刻なのに全然そう感じないのは全編に漂うユーモアの為せる業でございましょう。笑いの作品には真剣さが、シリアスな作品にはユーモアが不可欠でございまして、それが良く現れている作品でございます。
画だけではなく、言葉の端々まで気を使って選んでいる事がよく分かりまして、今回は大川透さんのナレーションも素晴らしかった(笑)
しかしなぜ一か月という短い時間なのかという問題ですが、やはりあの状況でさすがのジョジョもテンパっていたんでしょうねぇ(笑) せめて半年くらい確保しておくべきだったかと(笑)
そして重婚である(笑)
どんな設定を持ち出しても構わない作品でございますが、その特性を使い切っている時限付のエンゲージリングという発想が素晴らしい。
さて一か月で波紋の力を上げなければならないようなので次回は特訓話のようですが、この作品ではほとんど登場しない女性キャラが先生のようで否が応でも期待は高まります(笑)