バクマン。3 第13話『模倣と無意識』

模倣犯の登場に動揺した秋人は無意識に犯罪を避ける原作しか書けなくなっていた。追いつめられた最高たちは、というお話。
深刻な内容を薄めるための中井さんのエピソードに笑う。…作者の思うツボですねぇ(笑)
模倣犯と申しますか愉快犯に対してマンガ家に何ができるかといえば、作品で描かれている通りマンガで答えるしかないのは道理でございまして、…まあ綺麗事と言えなくもございませんが、これ以上の答えはマンガ家さんに用意できませんのでこれでいいのだっ!(笑)
フィクションをフィクションとして扱えないような人間の責任は当人にあるのだという成熟した社会にならないといけませんね。このフィクションの内容が現実なのも事実なのですから。
ただしそこまで自信をもってマンガを描かないといけないというマンガ家さんや編集さんの覚悟も必要なのでしょうけどね。
ということで模倣犯騒ぎは終了。しかしその裏でエイジのたくらみが進行中。どの作品がエイジの気に入らないのか、それは次回のお楽しみでございます。