トータル・イクリプス 第23話『屍せる者たちの凱歌』

ユウヤたちの反撃が始まり、テログループは次第に追いつめられて行く。施設の制圧を目指す作戦のためにはテログループの戦術機部隊を排除しなければならなかったが、同時にBETAも排除しなければならなかった。その任を引き受けたクリスカたちにクリストファーが迫り、というお話。
相変わらず人物の作画はアレだったのですが、今回は戦術機同士の戦闘がメインでございましたし、そちらにつきましてはそれほど気にはならなかった、…と云う事に致します(笑)
完全に政治謀略ドラマにシフトしておりましたが、本当はこういう作品だったのかもしれません。だといたしますと途中の恋愛ドラマは何だったのかと云う事になるのですが、…迷走?
ただこの政治謀略ももう少し深い処まで突っ込んで頂いて、非情さですとか無常さまで描いて頂きたかったかなぁ、と。
上でも書きましたが途中の恋愛ドラマのほとんどをカットしてこちらに特化していれば、それこそ全然動かない画でも問題なかったでしょうし、もうちょっと話題になったんじゃないかなぁ。
その場合、この作品のファンは野郎だけ(笑)と云う事になったかもしれませんが、手を広げた結果虻蜂取らずになるよりもマシではなかったでしょうか。
ここに来て面白さがうなぎのぼりと感じているだけに、色々と過去が残念に感じてしまうのでございます。