マギ 第12夜『決意と決別』

進行する陰謀を知ったアリババがついに決意するお話。
ここまでは貴種流離譚の(必ずしも正規のものではないにせよ)体裁で進行しておりますが、このままだ王様になったしまうとアリババくんが冒険の旅に出ることが出来なくなるんじゃないかと心配です(笑)
しかし善政を期待され上手くやらないと非難されと、王様なんかになっても何もいい事なんてありゃしないじゃないか!(笑)
さて、兄や煌帝国の陰謀それにカシムの思惑に対してアリババは立ち上がった訳ですが、この流れは弱かったかなぁ。
最終的に幼馴染の考え方に反発して決心したのですが、ここにもうひつと何か決定的なエピソードが欲しかったように感じられました。確固たる動機とでも申しましょうか。
多分それは民衆との触れ合いで王として、いや「解放者」でも良いのですが、アリババの内部の圧力が上がって行く様を見せて頂きたかったのでございます。
あと顔を隠しても三木眞一郎さんの声でバレバレな武器商人も残念(笑)