ジョジョの奇妙な冒険 第7話『うけ継ぐ者』

ツェペリ、全てをジョジョに託して死すの巻。
物語の感想といたしましてはこれまで同様「濃い」といったものでございまして、…だって思考停止に追い込まれてそれ以外の感想が出てこないんですもの(笑)
これがマンガであれば一コマ一コマ色々なこと（…余計なこととも言いますがｗ）を考えながらじっくりと楽しむのでしょうが、テレビアニメの場合流れる時を止める術がございませんのでとにかくお話に追いすがっているような状態でございます。
通常これはマイナスに作用するはずでございまして、…このダイアリーでも他の作品ではそうした事を書いておりますが、少なくともこの作品ではプラスに作用しているかと。やはり作品に応じて得手不得手のようなものはあろうかと存じます。
そんな中、ディオが息子の命を助けてくれと願う母親の場面には色々と考えさせられました。目の前の事しか考えなかった母親の決断が最悪の結果になりディオは嘲笑しておりましたが、母親の愛とはそういうものであることに、母親の愛情を知ることなく育ったディオの不幸が凝縮されていたように見えました。
だからどうしたという話なんですが(笑)、悪人にも多少の不幸要素をさり気なく語っておく本作にますます惚れました(笑)
次回はいよいよジョジョとディオの直接対決のようでございます。