トータル・イクリプス 第11話『BETA進撃』

軍団規模のBETAが地中侵攻してきたが、すべてはロシア軍が99式電磁投射砲を奪うための謀略だった、というお話。
この辺の国同士の暗闘はありがちではございましたが、果たして人類滅亡を目の前にしてこんな事をやっている場合かという疑問と、そんな状況でも愚かしい事をしてしまう人類を描きたかったんだろうなと納得する部分もございました。
ただこんな話を数話使う意味があったかと考えますと…。
大昔のアニメは1話に納まりきれないほどの内容を詰め込んで消化不良気味ではございましたが、そのおかげでテンポだけは確保されていたように思うのですが、この作品に今必要なのはそのテンポの良さのような気が致します。
まあ諸般の事情というものは簡単に推測できるのですが、おっさんとしてはBETAと人類の血で血を洗う戦いそのものを見たいのでして、そちらサイドに集中して頂けると嬉しいのですが。