人類は衰退しました  第8話『妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ episode2』

ああなるほど、今回は「助手さんがいかにして助手さんになったのか」というお話だったのか。
それだけでは単純すぎるので妖精さんが「わたし」を時間の中からコピーしまくるお話に絡め、さらにそのうちの一回を遠い過去へ放り出し若かりし頃の「おじいさん」との出会わせて日時計を回収、その上「わたし」の「助手さん」のイメージ固めにも利用していたようでございます。
普通こうした多重世界(?)を何周も描かれますと(おっさんには)何がなにやら分からなくなるのですが(笑)、実に分かりやすく観易かった。スタッフの腕が良い証拠でしょうなぁ。…もっともお話全てを理解したなどとは微塵も考えてはおりませんが。
オーキド博士の子供時代がサトシという中の人ネタもスタッフの遊び心が感じられましたし、たった一言のために福山潤さんを起用したのもなぁ(笑)
これで妖精さんの活躍(?)がメインのお話があれば申し分ないのですが。…あったらいいなぁ。