ココロコネクト #3『ジョバーとローブロー』

唯のトラウマを太一が解消してあげたお話。
おっさん自分が汚れきってしまったことを改めて思い知らされまして、テレビの前で赤面す(笑)
いや唯の受けたショックは当然ですし、あれ以上の深刻なお話になってしまいますと爽やかな青春なんて過ごせなくなるでしょうから、ここで筆を止めた作者の方が全面的に正しいのですが(笑)
うむ、それにしても男の急所の痛みを女性の唯が知るという解決策は本作だからこそ可能なやり方でございますが、
あれは打ちどころが悪いと本当に死にますので女性の方は決してマネしないように(笑)
といったように、本作はあくまでラノベの範疇で物語が進行しておりまして、それはそれで構わないのではございますが、そこにラノベの限界のようなものも感じたりする訳でございます。
人の内側に抱える闇というものを抉り出すところまで描いて頂きますと、作品としての奥深さが増すような気がするのではございますが、しかし本作は別の問題、つまり「ふうせんかずら」のお話からスタートした物語でございますので、そちらばかりに重きを置いてもバランスが悪くなってしまいかねませんからこれで良いのだ!(笑)
まあ「汚れたおっさん」の戯言でございます。